学校の存在意義
どうも、現在高校二年生のzinkenと申します。
ここでは日頃思う学校教育について語らせてください。
なぜ、学校というものがあるのか?
この問いに答えるためには、歴史から見ていく必要があります。義務教育が誕生したのは、19世紀ヨーロッパからと言われています。
当時のヨーロッパはイギリスの産業革命によって農業から工業を中心にやるようになり、工場に行って働くという新しい働き方が生まれました。
しかし、児童労働の問題がおき幼い子どもが安い賃金で、しかも長時間労働というひどい待遇で、そしてそういう子どもの平均寿命は15歳から20歳だと言われています。
悲惨すぎますね。恐ろしいです。
この状態ではいつか破産するのが目に見えています。
そこで、イギリス政府は工業の維持、発展のために都合の良い労働者を作るしくみを作ることが迫られました。
都合の良い労働者とは?
工場で言われた作業を淡々とこなすロボットみたいな人材のことです。
そういう人材を作ることを目的に義務教育が開始されたのです。
ここまできて、この問いについて考えてみましょう。
なぜ、学校というものがあるのか?
それは、都合の良い労働者を作り、工場(会社)に商品(労働者)を納品するためにあるのです。
これ、ものすごく恐ろしいことだと思いませんか?
学校と会社って良く似てると感じます。
学校では授業、課題など自分がやりたくもないことをやらされて、それを良く出来ているかどうかを確かめるためにテストをやらされて、多くの時間を学校のために使ってしまいます。
その後、会社に入社したとします。学校を卒業して自由かと思いきや、平日の朝から出社、これは学校の登校と似ています。しかも遅刻は厳禁。ここも学校と会社の共通点ですね。
そしてルーチンワークをこなす。学校の授業、課題などに似ています。そして帰宅。
これ会社に多くの時間を使っていますね。
考えてみてください。
これを何十年も続けて定年まで続けたとしたら、自分に後、どれくらいの時間が残っていますか?
多分ほとんど残っていないと思います。
若いうちに遊ばず、会社に多くの時間を捧げてしまうと自分の人生はなにもできずに終わってしまう確率が高くなると思います。
それが幸せだという人はほとんどいないと思います。
では、このロボットみたいな人を作る根底に潜むものはなにか?
学校です。
学校が教える常識こそがこんなロボットみたいな人材を作ってしまうのです。
例えば、『禁止』
あなたは何かに没頭していた時期というのがあったと思います。
自分が初めて没頭したものがゲームでした。任天堂のゲームボーイアドバンスの「ヨッシーアイランド」というゲームが生まれて初めての没頭でした。
母が言うには1歳の時にハマっていたということです。あの時は寝る間も惜しんでやっていました。あのゲームがきっかけで他のゲームにもハマるきっかけになりました。
しかし、年を重ねていくにつれ、だんだん親から禁止がでます。小学生の時に親にゲームを没収されたことがありました。
ゲーム禁止です。
この禁止こそが凡庸人間の作り方のコツの一つなのです。
前述でも言いましたが、義務教育は都合のいい労働者を作ることが目的です。労働者にはロボットの様になって欲しいので、思考や自分の考えなどは必要がないのです。
なので学校は没頭を嫌います。廊下を走ったらダメ、授業中に喋ったらダメ、没頭する事が許されないのです。
なので、大抵の人は自分がやりたい事はやってはダメなんだという考えができ、あらゆる行動が制限されます。
これでロボット人間の完成です。後は、就職すれば思考停止したまま工場、会社で働いてくれます。
あなたはどちらがいいですか?
思考停止したまま働く人生、自分のやりたい事をやれる人生。
ほとんどが後者だと思います。
しかしほとんどの方が後者は難しいというと思います。
実は今の時代では簡単に出来るのです。なぜならインターネットというものがあるからです。
youtuberというのをご存知でしょうか。自分のやりたいことを動画にして、広告収入で暮らす人のことです。彼らは先ほどの後者になっています。
Twitterでも自分が書いた絵を書いて、それが有名になり、仕事が来る人。
ヤフオク、メルカリで自分の作品を高値で売って生活している人。
インターネットの可能性というのは無限大です。個人で稼げる時代が来たのです。
会社にぶら下がってないと生活していけないという時代は終わったのです。
ではなぜ現代に学校があるのか?
それはイギリス産業革命の名残が学校というものになります。
現代の学校の存在意義としては人脈が作れるくらいですかね。
今はロボットの様な人材よりアクティブな人の方が有利な時代です。ロボットは実際につくられて、工場、会社などでつかわれ、人間がロボットにならなくても良い時代が近づいて来てます。
そういう時代が近いうちにやってくるでしょう。
遊びが仕事になる時代がくるかもしれません。